この日のLOVEソフトボールは、JDリーグマンデイソフトボールの日で19時からトヨタ自動車対大垣ミナモの試合があるとのこと。なんとLOVEソフトボールのライバルがソフトボールの試合!!高村さんの目の前にも配信の映像があり、試合の状況が気になる中、始まりましたよ。
前半メインコーナーはJDリーグチームコレクション伊予銀行VERTZです。
後半メインコーナーは虹色がお邪魔します、虹おじゃスペシャルです。
5月28日北九州ラウンドで行われた闘病中の少年に向けた激励のセレモニーとなったファーストピッチ。
このファーストピッチセレモニーについてインタビューです。
前半メインコーナー、JDリーグ公式YOUTUBEとソフトボール応援ラジオ「LOVEソフトボール」のコラボ企画、
チームコレクション、伊予銀行ヴェールズから背番号10番、甲斐 はづき選手、背番号20番、吉金 亜希子の登場です。
甲斐選手はキャプテンでポジションはセカンド、好きな食べ物はモンブラン。
そしておしゃれが大好きでチームのおしゃれ番長。吉金選手のポジションはサード、好きな食べ物はたこ焼き。
毎日の夜のルーティンは寝る前に冬は焚火の音で、夏は森と水の音を聴いているとのこと。]
●まずはお互いのキャラクターをお聞きしました。
甲斐:吉金選手は元気でとにかく明るくて一番グラウンドを駆け回っている選手で、チームの太陽的存在です。
吉金:キャプテンですごくしっかりしているイメージだけど、結構おっちょこちょいでたまに抜けているところがある。でもやるときはしっかりやってくれて、「憧れ」です。
●そして伊予銀行ヴェールズの基本情報をお聞きしました。
甲斐:創部は1985年で、今年で38年目になります。所在地は愛媛県松山市でチームカラーはきみどりです。チーム名の由来は伊予銀行VERTZのヴェールはフランス語で緑、私たちのチームカラーを表す緑で、ズのZは集団を表してヴェールズという名前になりました。
吉金:スローガンは「一 ~ONE VERTZ~」このスローガンは新チームになって主力の選手が抜けてしまって若い、あまり経験の少ない選手が多いんですけど、その中で徹底していこうといったのが「一」で、その「一」は守備や走塁での一歩目だったり、攻撃とかのバッティングでの一球目を大切にして、徹底していこうというので「一 ~ONE VERTZ~」のスローガンでやっています。
●次に第9節まで終えたところでの感想を聞いてみると?
甲斐:チームとしては投打がかみ合って勝ち試合になった試合もあるんですけど、第9節もそうですし、なかなかチャンスでの一打が出ずに勝てないっていう落としてしまったゲームもあるのでチャンスに回ってきた人、グラウンド に立っている人が決めるところをしっかり決めるっていう強さをもって戦えるように残り前半4試合、勢いを落とすことなく、私たちらしく明るく元気にどんな時も前を向いて残り4試合全勝する気持ちで戦いたいなと思っています。
吉金:第9節でチームとしても負けてしまったが、自分のことで言えば、毎試合毎試合スタメンで出るっていう機会はないんですけど、スタメンで出さしてもらえる貴重な経験をさせてもらって、初ヒットと初ランニングホームランを打って自分の中ではいい。でもやっぱりチームが勝つのが一番。試合でいい結果を出せる人と出せない人もいるが、負けてしまっても雰囲気は絶対落ちないチーム。次の試合は絶対4連勝できると思うのでそれを楽しみにみてもらえたらなと思います。
●伊予銀行の注目選手は?
甲斐:背番号11番の居内佑加選手。居内選手はとにかく面白くて、私はいつも「このチームに来てくれてありがとう」言っていて、本当にチームに必要不可欠な存在。周りもすごく見えて下の子をまとめてくれたり、プレー面では一 試合に2本ホームランを打つ試合とかもあったんですけど、その力強いバッティングでチームを勝利に導いてくれる試合もあるので、ゴリ推しの選手です。
吉金:背番号14番の須永小晴選手。須永小晴選手は高卒とは思えないくらいの体つきでサウスポーの力強いピッチングをしてくれる。第9節はビックカメラ高崎戦、初先発で投げてすごいいいピッチングしてくれて、勝てなかったけど、本当に最高のピッチングをしてくれた。須永小晴選も個性がすごくて居内選手の一番弟子っていうところが本当に注目です。
●伊予銀行のホーム、愛媛県松山市のそれぞれのおすすめスポットは?
甲斐:愛媛県といえば、やっぱり道後温泉ですかね。「千と千尋の神隠し」のあの温泉のイメージ、モデルになったのが道後温泉です。
吉金:愛媛県といえば、みかんです。愛媛県のキャラクターで「みきゃんちゃん」てがいるんですけどその「みきゃんちゃん」ができるくらいみかんがいっぱいあるんですよ。自分たちが住んでいる寮の近くもほとんど通るとこ通るとこにみかん畑がいっぱいあってけっこうオレンジに染まっています。
●松山市のおすすめスポットや楽しみ方は?
甲斐:ファンターナっていうスパゲッティ屋さん、イタリアンのお店があってそこのとびっこパスタっていうのがめっちゃおいしくて月に2,3回は食べたくなって良く行っています。
吉金:自分は夜景とか自然が好きです。夜景は南白水の方にある夜景が綺麗で寮がそこの近くにあるんですけど、週4か5くらいでそこを見に行くくらい夜景が綺麗で、松山·愛媛ってそんなに都会じゃないし田舎なんで、海とかがもうすぐそこにあったり森がいっぱいあったりするので自然豊かで空気がすごい綺麗なんで愛媛自体に来て欲しいなっていう感じですね。
●チームからのお知らせは?
甲斐:私たちの試合を観に来てくださった方にブースでファンブックとタオルをお渡ししているのでぜひ応援に来ていただきたいなと思います。
●最後に、JDリーグではWow!なプレーを届けようということが一つのメッセージになっていると思うのですがお二人から今後どんなWow!を届けてたいですか。
甲斐:いつも応援してくださっているファンの皆様本当にありがとうございます。私たちは皆さんに笑顔を届けたいなと思っていて私たちの試合を観て元気になってくださったらいいなって思っているのでこれからも一球に集中して泥臭く前向きに明るく戦っていくのでその姿をみて元気になってもらえたらいいなと思っているのでこれからも応援よろしくお願いします。
吉金:今での試合とかでも結構点を取られることがあったんですけどそのあと自分たちは本当に一瞬もあきらめることなく絶対勝てると思って試合をしていてそのあきらめない姿勢が本当にみんなに伝わるくらい見えると思うのでそういうところが自分たちの良さなので。しかもベンチの盛り上がりとか試合に出ていない選手とかもベンチから輝いているのでそういったところもWow!だと思うので、プレーだけじゃなくて、他の選手にも注目してみんな輝いているのでそういうところもみてもらえたらなと思います。
はつぞのゾノさんの登場です。
はつぞの:先週末わたしはいちソフトボールファンとしてJDリーグ観戦してきました。土曜日は朝霞ラウンド、日曜日は大和ラウンドに行って来ました。朝霞ラウンドで「いも子のやきいも」という焼き芋専門のキッチンカーがあったんですけど、それが超絶甘くてうまかったんですよ。だからどこの球場もたくさんのキッチンカーがでているので、キッチンカーをめあてにソフトボール観戦も面白いなって思いました。今週末も日本各地で熱いがあります。ぜひ現地で応援、そしてキッチンカーでの食事をお楽しみください。
ソフトボールパークプロジェクトからのお知らせです。
落合:食担当の落合です。その節はスイーツコンテストにたくさんの方がご応募くださり、本当にありがとうございました。こちらから皆様に近況としてご報告します。まずソフトボール特製どら焼き、これはどら焼きの皮にグローブの焼き印をしてあんこともちもちのぎゅうひを挟んだどら焼きです。そしてもう一つは串にささった団子。黄色のソフトボールに見立てた団子にボールの縫い目を焼き印してちょっとカラフルなあんこをトッピングしたソフトボールの団子の制作を進めています。どちらも近くどこかの会場でお披露目をする予定ですのでソフトボールパークプロジェクトのTwitterなどSNSをチェックしてくださいね。今後もソフトボールスイーツアンバサダーの峰さんとの熱いミーティングを重ねながらソフトボールファンの皆さんに喜んでもらえるスイーツを作っていきますのでどうぞ皆さん楽しみにしていてくださいね。
後半のメインコーナーの虹おじゃコーナー、今日はスペシャルバージョンで虹色さんがリモートで生出演。そして第8節北九州ラウンドでの先天性の心臓病で現在闘病中のえいと君に向けた特別なファーストピッチセレモニーについての様子、そしてインタビューを届けてくれました。このファーストピッチセレモニーの様子は虹色ソフトボールさんの公式ホームページ、虹色トピック内の「特別な始球式」に書かれていますのでぜひご覧ください。
●お母さんのさとこさんとえいとくんへのインタビューを紹介します。
虹色:先日北九州ラウンドにお越しいただきました、いわもとえいと君とお母さんのさとこさんにお越しいただきました。
さとこさん:よろしくお願いします。
虹色:よろしくお願いします。先日はお兄さんのみちる君の始球式を見るためにえいと君と一緒にお越しいただきましたけれどもありがとうございました。
さとこさん:本当にありがとうございました。
虹色:まずはお兄さんのみちる君の始球式、お兄さんはキャッチャーの方でしたけれどもお母さんとしてどんな気持ちで見ていましたか。
さとこさん:実はみちるがキャッチャーをやってみないかっていわれた時期からえいとが入退院を繰り返すようになったですよね。それで公式戦でキャッチャーのみちるの姿を見たのが一回しかなくて。直接見たのがキャッチャー を始めた一か月後と、昨日の姿だったんですよ。入退院を繰り返していると上の子たちのことみてあげられないなっていう、モヤモヤした気持ちの中過ごしていて。そんな中、すごく堂々と成長しているなって感動したし、子供ってすごいなって思いながらみていました。
虹色:お兄さんの晴れ姿をみるために今回一時退院してきたえいと君ですけれども、えいと君はお兄さんの姿をみてどうだったでしょうね。お兄ちゃんどうだった?
さとこさん:恥ずかしいみたいです。
虹色:恥ずかしがってちょっと言葉を発してもらえないんですけれども、何かの拍子にえいと君の声も皆さんに届かせることができるかなと思います。今回一時退院ということですけれども先天性の心臓病ということですけれども現在の病状を差し支えない程度で教えていただけますか。
さとこさん:先天性の心疾患をもって生まれて、根治術が難しいといわれていたので一歳になるまで、体重が増えるまで待って、根治術に挑みました。その根治術の負担によって生まれたときには異常がなかった部分の僧帽弁というところが動かなくなってしまって、人工弁というものをつけて生活するようになりました。その人工弁というものをいれることは金属を体に入れることなので血液をサラサラにしておかなきゃいけないということなので、薬を飲んでいるんですけれども、人より2,3倍サラサラの状態の血液で生活してるのでちょっとした打撲とかでも大けがのあざになるような感じで。ボール遊びもさせたいけど、けがをさせたくないっていうのが優先的になってしまって制限させちゃう生活を繰り返しているんですけど、それでもやっぱりお兄ちゃんたちの姿を見ると真似してバット振ったりとかしていて。えいとは動きたいし遊びたいという気持ちがあっても呼吸がきつくなってしまうっていう状態で生活してる感じです。
虹色:今、酸素ですか。
さとこさん:そうです。これを外しちゃうとサチュレーションていう酸素濃度が90%きっちゃったりとか。ひどいときには70%きっちゃったりするので。この酸素はずっと外せず生活してます。
虹色:でも今はほんとに元気だし、元気な姿しか見たことがないので。そんな小さな体で病気と闘っているだなと、心が苦しくなるなと思います。でもそんなえいと君の姿をみて選手たちはものすごい力をもらったと思うんですね。今回、急遽えいと君が来られるということで準備をしてサインボールの贈呈と第一試合の選手たちとの写真撮影もありましたが、そのあとに第二試合のチームのキャプテンがサインボールをもってお伺いしました。そんなこともあってえいと君ボールをかかえてましたが今そのボールはおうちにありますか。
えいと君:かざってます。
さとこさん:かざってます。って言ってます。
虹色:ありがとうございます。抱え込むような感じでもっているのが印象的でした。その後、私もブログで記事を書かせていただきまして、動画もあげさせていただきました。それらをみていかがでしたか。
さとこさん:始球式の二日前の木曜日の夜に、先生から元々わたしだけで観に行く予定にしていて、えいとは看護師さんに預かってもらえないかっていう形で準備を進めていたんですけど、そんな貴重な機会はえいとにもみせてあげなさいっていってくれて。入院中だったし外の始球式をいっしょにみられるなんて一ミリも思ってなくて。最悪ドレーンが抜けなかったらドレーンをもって一緒に行くからって言ってくれて。えいとはどう?行きたい?ってきいたらえいと行きたいって言って。それなら準備始めるね、って言ってくれて。金曜日に球場だったり、球団の方と連絡を取ってくれて。行けるって決まってからがほんとに夢みたいで。当日準備を始めても、一番はえいと次第だからってことで体調優先でという感じだったんですけど、朝の5時半に起きて準備してて。行く気満々で準備してて。お出かけできるのがまだまだ先だなって思ってたのがいろんな人の協力とかサポートがあればできるんだっていう、人の温かさを感じて、ありがたいなって。今でもすごく感謝しています。
虹色:本当に急に決まったことだったんですね。当日は先生も一緒に行ったんですか。
さとこさん:看護師さんも一緒についてきてくれて。
虹色:本当に無事でよかったですよね。あの後の話にはなるんですけれども、第二試合でボールを渡しに行ったキャプテン二人のうちの、日立サンディーバの那須キャプテンが当日の夜にミーティングでチームメイトにわたしたちがソフトボールができることは当たり前じゃないんですよ、ということを、だからみんなもっとソフトボールを楽しみましょうというようなことばがあったということをですね、後からきいたんですが、それをきいてどのように受け止められましたか。
さとこさん:その手術の後に人工弁を入れるってなるまでが、この子は助からないかもしれませんとまで言われる状況があったので。そのあとに目を開けたりだとか声をだすということにすごく感動して。今までだったらすごく当たり前のことでなんとも思ってなかったことですけど、それってすごい奇跡なんだなって思えたし、当たり前のことに感動できるようになったので。お兄ちゃんもソフトボールしてるんですけど、レギュラーになってほしいとかいう前にソフトボールをとか好きなスポーツをできるだけでありがたいなって思えるようになったので。それをあの時のあの瞬間にえいとを見ただけでそれを感じとってくれた選手にはすごく感動したし、えいとにはそういう力があるんだなって思ってうれしくなりました。
虹色:ほんとに私もちょっとびっくりしまして、あの場所に携わせていただいて、あの時はビデオを回すのに必死だったんですけど、あとから見返すと涙が出てくるというか、自分で撮った動画だけどすごい泣けてきまして。やっぱり、えいと君の笑顔とかなんといっても声が可愛くてキュンキュンしたんですけれども。本当に選手に力を持たせるパワーってすごいなって思いました。ほんとに改めて今回はありがとうございました。
さとこさん:本当にありがとうございました。
虹色:それでは最後にラジオを聴いてる皆さんに一言お願いできますでしょうか。
さとこさん:えいとと私のために、ほんとに先生たちもえいとの治療面だけではなく気持ちの面から元気にしてあげようっていうことがすごく改めてわかって、感謝してもしきれないなっていう思いでいっぱいなのと球場側と球団関係者の方にもこんなにえいとが元気になることを用意してくださって素敵な機会をいただいてほんとに感謝でいっぱいです。
虹色:はい、ありがとうございます。逆にソフトボール界を代表して私たちみんなが選手も含めてみんなが元気をもらえたので、ほんとにえいと君、ありがとうございました。
さとこさん:ありがとうございました。
虹色:ぜひまた会場でお会いできるのを楽しみにしております。
さとこさん:はい、ぜひよろしくお願いいたします。
虹色:本日はご出演ありがとうございました。
次の放送は6月20日月曜日です。次回もお楽しみに。